こういった疑問に答えます。
普段は【管理栄養士】として働いています。
健康で過ごすために欠かせない栄養素とは
食品に含まれる栄養素の中でタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5種類は「五大栄養素」と呼ばれています。
主な働き
✔タンパク質
車に例えると、ボディやエンジンの材料となります。このボディがしっかりしていないと車は速く走れないように、身体の組織をつくる大切な栄養素です。
✔脂質・炭水化物
車に例えるとガソリンの役割をします。
人間の体を動かす力となってくれる、大切なエネルギー源です。
✔ビタミン・ミネラル
車に例えると潤滑油の役割をします。
エネルギーにはなりませんが、私たちの健康維持、体調管理には欠かせない栄養素です。
健康でいるためには、この【46種類の必須栄養素】を毎日の食事から摂っていく必要があります。
「○○を食べれば健康になれる」が嘘である理由
結論として、そんな方法はありません。
なぜなら、46種類の必須栄養素を全て網羅した食べ物など存在しないからです。
各栄養素は単体では働かず、チームで働いています。
たった１種類でも栄養が不足すると、たちまち代謝の異常が起こり様々な不調や病気が表れます。
「生命の鎖」ロジャー・ウィリアムス博士
✔概要
私たち人間が健康的に生きるためには、たくさんの栄養素をバランスよく摂ることが不可欠で、それを「生命の鎖」と表現したのです。
この全体の輪は、例えば40の輪が強くても、一つでも弱い輪があればその弱い輪のところで切れてしまいます。
「ドべネックの桶」ドべネック
✔概要
「生物の成長は、その生物が利用できる必須栄養素のうち最小のものに依存する」という原理を分かりやすく図示したものです。
前述の、46種類の必須栄養素それぞれの板で桶を作ります。
全ての栄養素がきちんと揃っていれば、桶には満タンの水を入れることができます。
例えば、カルシウム不足だからといって、カルシウムが含まれる食品をたくさん摂っているとします。
しかしビタミンＤを摂っていなかったら、、
桶の水はビタミンDの板の高さまでしか入れられず、
そこから水が漏れていってしまいます。
【実践編】無理せず、バランスよく栄養をとる方法とは
ここまで読んだ方は、もしかすると
と思うかもです。
無理せず、バランスよく栄養をとる方法を追求した結果、下記の結論に至りました。
必須栄養素を食事から摂るための方法として、酵素玄米を取り入れる。
これがベストだと思っています。
酵素玄米とは、玄米と小豆と塩を一緒に炊き、3日間程度保温しながら寝かせて熟成させた玄米のことです。
それをさらに『3日程寝かせる』ことで酵素の働きが活性化し、
ビタミン
ミネラル
アミノ酸
食物繊維
GABA(ギャバ)
などが増加。非常に栄養価の高い玄米になります。
共働きの我が家では、炊飯後に3日間寝かせるのはハードルが高かったので【酵素玄米用の炊飯器】を購入しました。
疲れて帰ってきても、炊飯器の中には栄養満点の『酵素玄米』がある。
あとは冷蔵庫の残り野菜で味噌汁を作って、塩こうじに漬けておいた肉や魚を焼けば立派な食事になります。
栄養満点のごはんが作れて、献立を考える手間も省ける。
空いた時間を趣味や自己投資の時間にあてる。
酵素玄米に出会ってから、食卓も、生活も激変しました。
まとめ
46種類の必須栄養素と「生命の鎖」、そして「ドベネックの桶」の考え方について、紹介しました。
まとめると、こういうことです。
そのためにオススメの方法は、酵素玄米を取り入れることです。
目指すべきは「完璧な食生活」ではなく、心地よい暮らし。
毎日食べる主食を酵素玄米に変えることで、日々の献立を考えるハードルがぐっと下がり
時間も心にも余裕ができます。
食を通して豊かな生活のお手伝いができるよう、
今後も情報を発信していきます。
それでは。
なるべくサプリに頼らず食べ物でとれたらいいな。
効果的に摂取する方法ってある？